事務組合加入、電子申請チャレンジ

 2月に某社代表者の労災保険特別加入手続きを行いました。代表者の特別加入には労働保険事務組合への加入が必要で、これを機会に、私自身も労働保険事務組合である神奈川SR経営管理センターに加入することとしました。事務組合の年度は3月末で締め、4月更新とのこと。その機械処理を学び、SRセンターのシステムを使うことで今年は労働保険について、労基署で精算事務を行い、更新を4月早々に完了(社保は従前どおり7月に手続き)しました。自ら作成した給与計算ソフトをもって毎月の給与計算を支援している企業でもあったので、幸いでした。

 当該企業とは3年程のお付き合い。大病で廃業された仲間の依頼で引き受け、給与計算、労働保険・社会保険の手続きを実行。それなりに経験を積んできました。給与計算、社保等の手続き業務請負は同社のみです。開業後、労務管理のコンサルティングに特化し、労働保険・社会保険の事務支援を含めた顧問契約は断ってきたのですが、今更ながら残念に思う次第。せっかくの経験で得た知見も、広がりは期待できず、入会金、年会費なども、多くを扱っている事務所と同額であり、もったいない話しではありますが。

 とはいえ、この経験は、突然依頼のあった近隣のクリニックからの傷病手当金の受給申請の手続きにも活かせました。出産手当金申請、育児休業給付の申請と続きます。

 

 更に、SRセンター加入時の研修で、各種手続きは電子申請が当然かのような話が出たので、労働保険、社会保険手続きのための電子申請にも取り組むこととしました。そのためには、社会保険労務士電子証明書が必要だとのことで、4月に電子証明書の発行を受けました。これまた投資対効果は多くを望めません。が、種々「挑戦」と考えています。「年寄りの冷や水」と言われないようにしたいものです。