県社労士仲間の勉強会で、私が参加している月1回の労務診断部会では順番で毎回1~2人の「5分間スピーチ」があります。鉄道、源氏物語、山行記などなど、新知識等を得ることができ、また、こういう趣味をお持ちなのだと感心させられています。
今月はYさんが担当で、標題をテーマにスピーチしてくれました。
「ヒト」を含めて15の生物を取り上げています(WHOの統計資料による。ただし、細菌やウィルスは除きます。)。「地球で最も人間の命を奪っている生物」は何か。皆さんはおわかりですか。
さて、第1位は何でしょう。
第14位:サメ・オオカミ 約 10人/年
第12位:ライオン・ゾウ 約100人/年
第11位:カバ 約500人/年
第10位:クロコダイル 約1,000人/年
第9位: サナダムシ 約2,000人/年
第8位: 回虫 約2,500人/年
第5位: フレッシュウォータースネイル(淡水に生息する巻貝)
サシガメ(カメムシの仲間、吸血性の昆虫)
ツェツェバエ 約10,000人/年
第4位: イヌ(狂犬病) 約25,000人/年
第3位: ヘビ 約50,000人/年
そして
第2位: ヒト 約475,000人/年
第3位以下と桁が違っています。
そして
第1位: 蚊 約725,000人/年
蚊の媒介によるマラリアが特に深刻です。アフリカでは日本の蚊帳が重宝されていると聞きます。
皆さんのイメージどおりでしたか。
ところで、世界で自殺者数は100万人を超え、その90%強が何らかの精神疾患によるとのことです。
ヒトとヒトの関わりの中でもがき苦しんで自死する人間が多いことと考えれば、あるいは、人命を奪う動物の第1位は「ヒト」ということになるのかもしれません。「住みにくい世をおもしろく」生きたいものです。