定額減税をエクセル関数式で

10年近く前に「人事賃金コンサルティング入門セミナー」に参加し、触発されて「エクセル」の基本を覚えたことが、今、大いに役立っています。給与計算のソフト作成を目標に置いて学習しました。70歳近くでの学習でした。

おかげで、数十名規模の企業では、もともと使っておられた給与ソフトを格段に効率アップさせることができ、また別社では、自ら給与計算を担当。賃金の締切日翌日などの訪問時に、残業、年休行使等の勤怠データを入力し、その場で給与明細書を印刷してもらえています。税額表も張り付け、所得税も自動計算できるため、喜んでいただいています。この6月からの定額減税処理についても、現給与ソフトに控除事績簿シートを貼付け、計算シート、明細書に新たに減税額を表示するなど追加しました。その他種々賃金項目の統廃合、新規勤務制度導入による手当新設などにもなんとか対応できています。

エクセル知識の活用は、人事賃金再構築の支援をさせていただいた某社の昇給、賞与計算が最初でした。今も、毎年毎期お手伝いしており、要望に応じて種々の見直しも行います。

 

ソフト学習の効用を、数年前に、近所の行きつけのソバ屋の高齢の女将に話し、その独身の娘さんにも勧めました。その後彼女は教室通いを継続してワードなどの学習を続けており、今では会社において重宝がられ、同僚女性に羨ましがられるような仕事をさせてもらえているとのことです。先々の心配が薄れたと、女将に行くたびに喜ばれました(昨年、廃業され、転居されました。)。

 

「老にして学べば死して朽ちず」といきたいものです。